障害者施設様と草むしりコラボ
昨年3月に起業して、念願だった障害者施設の利用者様と一緒に
作業する機会を得ました。
先月前職のハウスメーカー営業担当者様から相談があり
『草刈りの仕事なんですが、小路さん受けて貰えないでしょうか?』
と言う事でした。
断る理由はなく、他にもたくさん業者様はいらっしゃると思いますが
皆様、忙しいらしく『草刈り草むしりなんて手間代にもならないよ!』
てな感じでしょうね。
お客様が〇日まで在宅だから・・と言う事なので
その営業マン様と一緒に下見と顔合わせに行くことになりました。
もう草ボウボウです。

イタドリやヨモギなど大人の背丈ほどになっていました。
ただ良く見てみると、イタドリの下には立派なコケが生えていて
ふかふかのジュウタンの様です。そして魅力なのはフェンスで
囲まれている事。傾斜が比較的なだらかであること・・。
『ここならばやれる!』
念願であった障害者施設の利用者様に仕事(草むしり)を提供し
他では頂けないほどの賃金を頂き、好きな物をお店で買ったり
本を読んだり好きに使って貰えれば良い。
そして、草むしりって結構楽しいかも?みたいなスイッチが入った
利用者さんは将来それで食べていく生業になる方も出てくるかも
しれません。そんなきっかけ作りになれると良いな。
と無い知恵を出し、社会福祉法人様の施設長様とも出逢い
一番ネックだったのは作業場所の提供者でした。
温かい目で見て頂ける方で、安全に作業できる場所で無くては
なりません。
その場所がここでした。
お客様も『お仕事をやって頂いた上に社会貢献ができるなんて
すごく嬉しいわ!グッドアイデア。ぜひ協力させて!』
と素晴らしいお客様で、『私達がいる時であれば一緒にお茶
したりおしゃべりもできたのにね~』 と本当に喜んで頂けました。

これが当日の様子です。
お茶を頂いている時に『軽井沢なんて30年ぶり位だよ!』
なんて言葉が出ていたり、俺はビーバーもやってる!
なんておっしゃっていました。皆さんお友達感覚で穏やか。
その日は、うちの四男かいちゃんも都合をつけて手伝いに来て
くれました。
普段から同じような仕事をしている為、扱いはプロ。
皆とにこやかに過ごせた一時間半でした。
朝4時に起床
7月6日に全体の作業を終え、お客様も確認に来て頂きました。
毎日5時半に家を出て7時から17時まで作業。
家に帰って荷物の草を片付けると20時過ぎ。
嫁さんが長崎のそらまめくん家に孫の面倒に見に行っているので
そこから夕飯を作って・・・忙しい一週間でした。
でも、作業終了後お客様が『丁寧な仕事して頂いてありがとう!』
とお褒めのお言葉。
不器用で、手抜きが出来ない性格で、長期になってしまい申し訳
ありません。と謝ると、『そこが小路さんの長所よ!』
と言って頂けました。救われた気がしました。
障害を持つ子供達も同じなのでしょうね。仕事があって認められて
喜ばれ、嬉しくなるからもっと良い仕事をしようと思います。
本当に良い人に出逢えました。
そこでまたスゴイのが、『これ、社会福祉法人様にお渡しできるかしら』
と東京のお土産をたくさん!
どこまで良い人なのでしょう。 心の余裕を感じます。
こんな大人になれれば必然と幸せが巡って来るのでしょうね。
与えた人にだけ与えられる。 真実だと思います。
8月8日・9日
来月になりますがお盆前の8月8日・9日の2日間
またもや上田市社協ボラバンで能登輪島市へボランティア活動
してきます。
今回も15名ほどの募集をかけるようで、家族LINEで周知した
所、今回は私だけでなく嫁さんと、四男かいちゃんも参加したい
との事。 小路家は変わりもんですね。
三人家族で参加なんて、見た事ありません。
悪い事ではありません。かえって私は嬉しいのですが
相田みつおの『人の為と書いて偽りて読むんだよな~』
人の目を気にしないでやりたい事をすればいいんです。
人の目を気にすると偽りに見えて来てしまうのではないでしょうか。
ベクトル
ある人が云ってくれました。
ボランティア活動に行っている人は目的が同じでベクトルが
同じ方向に向いているのが心地良く感じるのでは? との事。
確かに。 専門学校であったり大学もそう。
同じことをしたい人が集まってきているから話が合う。
仲間意識であったり、普段過ごす下界には探しても中々見つからない。
でもボランティアに行くとすぐに見つかる。
与えた人にだけ与えられる、はなまるの様なものかもしれない。
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