今年の3.11
昨日、あみちゃんが亡くなりました。


他のお宅で飼われていたチワワ犬で、我が家に来て10数年。
昨日の朝、いつも通りに私が朝起きてあみちゃんを外に出し
薪ストーブを点火していると、『クイーン!』と悲しい声。
外を見るとあみちゃんがバタン!と倒れた状態。
身体がかなり弱っていたので『ヤバッ!』
目が遠くを見ている様な状況がしばらく続き、その後体を丸めて
普段通りに戻ったので嫁を起こさないことにしました。
嫁が床から出て来て、あみがね・・。と伝えると、ある程度覚悟
していた私達。
来る時が来たのかな? と心を整えて嫁は後ろ髪を引かれる思いで
仕事に出かけました。
私も出かけた後、15時くらいに戻りあみちゃんの様子を確認して
オシッコに出すと、ようをたして自分で階段を登ってきました。
『もう少し、お母さんが帰って来るまで頑張ります』 と聞こえました。
嫁が帰ってきてあみちゃんを抱き外へ出すとウンチをするも身体が
ダラ~ンとしてエネルギーを使い果たしました。 という感じ。
その後しばらくして嫁の胸元に抱かれて息を引き取りました。
嫁が帰って来るのを待っていたんですね。 偉かったなぁ~と
思いました。
今朝、私たちの家のわん子達が眠るお墓に葬ってあげました。
奇しくも本日3月11日。
東日本大震災が起きた日。そしてマダムの命日。
我が家にとって忘れられない一日となりました。
大好きなセナと
あみちゃんはきっと幸せだと思います。
大好きだったセナちゃんと同じお墓に入れたのですから。
今頃、陽だまりの温かい布団の上で二人寄り添って私達の事を
見守ってくれているんじゃないでしょうか? 間違いありません。
犬や猫たちは次は人間として生まれかわる。 と聞いたことが
あります。名前を呼ぶと人間の言葉に反応するのはその為の
訓練なのだと・・。
我が家のわん子。残りはバムちゃんだけとなり、散歩中『バム!』
と呼ぶと『ん?』と振り返ります。
当たり前の日常なのですが、いつまでも続くと良いのですが・・。
四人の息子とわん子
我が家には四人の息子がいるにもかかわらず、四匹のわん子を
飼っていました。
息子たちがそれぞれ大きくなってきて親元を離れて行くのは間違い
ない事なので、その巣立って行く際に淋しい気持ちを紛らわす様にと
一匹ずつ飼い足してきました。
その効果は抜群でした。子供たちは一人ずついなくなってもわん子が
いてくれたのでさほど淋しく感じませんでした。
しかしここ数年、わん子達も老犬ばかりとなり次々と見送る機会が
増え、これでバムちゃんと幸村くんのテトの二匹となりました。
それぞれに私たちの狙い通り、いや、それ以上に思い出をたくさん作って
くれて感謝しかありません。
たまたま四人の息子に恵まれ、それぞれに自分達の人生を楽しみ
また家族を築いて行く。その家族に動物が増え和み、癒し癒され
そして別れがあり悲しみ、また出逢いがある。
そんな営みを良しとするかけがえのない家族。私の夢だったのかな?
お金やモノよりもっと大切なもの。
遺伝子の中に組み込まれた『自分の食べ物を減らしてでも動物と
暮らす』 心を豊してくれて、余裕を与えてくれる。
それを良しと選択できる家族。 かけがえのない宝物です。
次回はつぼみ です
外は雨が降っています
お天気も悲しみを演出してしています
ポトッポトッと賑やかな音もします
雪の下からうす緑のタンポポの葉を
見つけたり水仙の葉芽も見かける様に
なりました。
雪から雨に替わって心も景色も
ふわ~っと膨らんでくると
いいな~ と思います。
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