我が家に春が来た
花粉が飛び出し我が家にも春がやってきた。私は殆どアレルギーはありません。
しいて言えば、お酒が飲めません。 採血をするときアルコールで消毒するだけで赤くなる。
正に、使えない男です。
嫁さんは?というと、同じくお酒が飲めず、加えて花粉症。春が来たことがすぐにわかる。
寝床の枕元に鼻紙の山ができる。これが我が家の春の足音。
その鼻紙の山が雪崩を打つ頃、もう一つの春がやってくる。

はるみジャム作り
イチゴ農園からの大量のイチゴ5キロを
仕入れ、せっせとヘタを取り寸胴鍋で
グツグツ煮込む。
私が会社から帰ってくる頃には家の中
どこに行っても甘~いイチゴの飴の匂い
がする。
春がやってきたな!という感じ。

次の日・・・。
嫁の春づくしはまだ続く。
流しに立った嫁はせっせと手を動かし丸い団子を作って
いる。イチゴ大福だ!
この写真を見たら我が息子たちは食べたくなるだろうな。
家にいたころはイチゴ大福食べ放題だったから。
柔らくて、ジューシーで甘くて酸っぱい。
誰が考えたんだろう?うちの嫁さんの作るイチゴ大福は
売れます。 自信もって言えます。美味しいです!

我が家の三千円の使いかた
嫁が買ってきた5キロのイチゴ。今年は燃料の高騰化で
高くなったものの、例年だとキロ600円。
5キロだと、5キロ×600円=3,000円
砂糖やガス代はかかるものの13個の手作りはるみジャム
ができる。当然買ったほうが安い。時間もかからない。
でもうちの嫁は一生懸命楽しみながら手作りしている。
『楽』を選ばず『楽しい』方を選ぶ女性だ。
その楽しみ方を息子たちも観て育った。
楽しんで行う仕事は、苦にならない。
しょうがなくやっている人は、見ていて直ぐにわかります。
楽しそーに仕事をしている人を見ていると、こちらまで楽しくなります。
うちの四人息子も同じです。嫁の楽しそーに手作りするごはんやお菓子、ケーキ。一緒に山に入り
たくさんの栗をワイワイ言いながら拾い集め、寝る間を惜しんで渋皮をむいて、次の日にはおいしい
『栗きんとん』になったり渋皮煮にしたり、おこわになって食卓に並ぶ。
まさにスーパーウーマン! 自慢の嫁です。
同じ三千円を使うにしても、コンビニで割高であとで喉の乾くお弁当を買うのも悪くない。
でも楽はできても楽しさは感じない。
三千円でたくさんのイチゴを買って、楽しくワイワイ言いながら子供と一緒に料理して
味見!とか言ってバクバク食べてお腹を抱えてバカ笑いしたり・・・。
これが『我が家の三千円の使いかた』
一緒になって遊びながら、知らず知らず料理も美味しいものも覚えていく。嫁さんの魔法。
我が家の赤札エピソード1
あれは2年ほど前、会社の帰りにスーパーに寄った。時間は19時赤札の時間。
今日食べたいもの、嫁と二人でおはぎも悪くないな。 とレジに並んでいると、後ろから
『こんばんは!』 と声をかけられた。こんなところで誰だろう? と振り向くとそこには
長男の『幸村くん』。
何気なく何を買っているかと買い物かごを覗くと、私と同じ『半額です』のオンパレード。
血は争そえません。(笑)
我が家の赤札エピソード2
長男『幸村くん』が小学2年の頃、次男『そらまめくん』三男『ハチャメチャくん』と3人で
塩尻駅から名古屋まで子供3人で旅をさせたことがある。(名古屋駅でおばあちゃんがお出迎え)
塩尻駅の近くのスーパーで『好きなもの買って電車の中で食べなさい!』と言って好きなものを
選ばせた。レジ前で選んできたものを見てびっくり!! 幸村くんは高級弁当。ハチャメチャくんは
大好きなお菓子いっぱい。そらまめくんは何か?と覗くと、半額になったサンドウィッチ。
この時は、さすがに涙が出ました。
そらまめくんに『普通のを選んでいいんだよ!』と言ったら、『ううん。これがいいの!』 だって。
さらに涙が出て止まらなかった。(ごめんね。私が育てた様に育っちゃたんだよね・・・。)
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