ホウレンソウ

先月、上田市の方からお電話があり、『子ども食堂に使って欲しい

食べ物があるが、取りに来ていただけるか?』とご相談を頂き

ました。

初めてのお客様でしたので、頂いたご住所を元に訪ねてみると、

80歳代前半のお父様。

買ったばかりのトマトが一箱、リンゴも一箱、そしてホウレンソウが

6束。 『スーパーで買ってきたのだけど食べきれないから‥。』

との事。

子ども食堂の事を、よくご存じでしたね? と尋ねてみると、

『地域のタウンニュースで見て、取っておいたんだよ!』との事。

ありがたいです。トマトはサラダかレモンあえに、リンゴは煮て

アップルパイか、ヨーグルトがけで。ほうれん草はなんにでも使え

ますので、有難く頂戴いたします! と頂いて参りました。

でも、不思議なんです。

一般の方で、高齢者様で、隣のとなり町の方から、『子ども食堂に』

と、温かいお言葉。

地域の方で、満ぷく食堂に食べに来ていただいた方であれば

『少し援助してあげよう!』という気持ちになられた。と言う事は

ありうる話です。

ですが、今回ご相談頂いたお客様は、隣のとなり町の方・・・。

理由はともあれ、自分達は足りているので、役に立てて下さいという

ご厚意はありがたく頂きました。感謝です!

他にも、やはり隣のとなり町。北御牧と言う町にお住いの方から

じゃがいもを使って下さい!と、20キロ以上頂きました。

お話を頂いた際、『今時のじゃがいもだから、芽がウジャウジャ出て

しわしわのじゃがいもかと思いきや、ツルんとしたほりたて?と

勘違いするほどの新鮮な状態のじゃがいもでした。立派なモノ

でした。これはプロの農家様で保存されたものに違いありません。

私達のお客様のお友達からのご提供です。ありがとうございます!

昔からホウ・レン・ソウと言って、報告・連絡・相談の頭をとって

ホウレンソウは大事だよ! と教わりました。

私どもの『こころも満ぷく食堂』を知った方が、何か

お役に立ちたい!と感じて、知り合いの方にお話ししたり、世話を

焼いて頂けた賜物だと思います。 ありがたい事です。

報告・連絡・相談が上手く回り出すと、一人では難しいことも

乗り切れる事が増えて参ります。 皆様のご協力のお陰です。

先日の第7回目のこころも満ぷく食堂で、こんなご相談を頂き

ました。

近隣にお住いの90歳代のご夫婦なんだけど、あまり外に

出たがらないので、声を掛けて、私が送迎して子ども食堂に

連れて行きたいのだけど、良いかしら?』 との事。

私にとって、目がテンでした。

子ども食堂に来れない方

きたくても来れない方がいる。 ココが一番支援が必要な方だと

感じています。

食べに来ていただける方は、まだ恵まれた方で、本当に困って

いる方は、自分ではいけない。

どうすれば良いのか? 解決方法は? と頭を巡らすも中々

難しい。

そこで今回、お客様が声掛けを行って頂き、車に乗せて来て

頂いた。有難い事ですね。

自分ができることを、出来る範囲で考えて行動する。

先程の野菜を頂戴頂いた方々も同じです。頭が下がります。

私が小さい頃過ごした石川県輪島市。

当時は、まだ車を持っている方は少なく、今の様に一人一台

ではありませんでした。

バスも通らず、電車もない田舎町。

果たして、当時のお祖父ちゃんお婆ちゃんたちはどうやって

病院や買い物をしてきていたか? 思い出しました。

私の祖母たちは毎日の様に、近所のおばちゃん達と集まって

茶飲み友達がいました。そしてお寺があって、お寺繋がりで

集まって集落ごとで互助の作業が多かったように思います。

畑や田んぼにも出かけ、声掛けしたり、お裾分けをしたり

コミュニティが上手くできていたのでしょうね。

病院に行く時は、近所のおばちゃん4人を誘って一台のタクシー

を呼んで、乗り合いで利用していました。割り勘ですね。

現在の様な格安のデマンドバスなんてありませんでしたから。

人と人の繋がりなので、難しい事やめんどくさい事もたくさん

あったのでしょうが、それを言い出すとやって行けなかった。

と言うのが実情でしょうが・・・。

懐古主義ではありませんが、農家さんも田んぼも小さく、機械も

小さく少なかった時代。

近所や、親戚中が集まって、田植えや稲刈りをしていましたね。

助け合いが当たり前だった。あの頃。

時代が変わっても

時代が変わり、ドンドン機械化が進み、生産性や効率が重視

され、何もかも数字のものさしで比較されて、効率が悪く

弱いものは生き残れない時代となりました。

そんな効率が重視される時代が進む中、とても効率が悪く

生産性が低いと思われる仕事や、考え方、子ども食堂も

その一つかもしれませんが、見直されてきている気がします。

みんなで考えて、自分ができることは無いだろうか?

良かったら余った食材を使って下さい!

車が無い方がいるので、私が乗せていきます!

畑で採れたフキだけど使って下さい!

私が赤ちゃんを抱いているから、お母さんはゆっくり食事

して~!

こころも満ぷく食堂を開催してきて、目の当たりにしてきた

親切のオンパレード! 嬉しくて涙が出ちゃいます。

時代が変わったんだよ! とよく言います。

でも、時代が変わっても人は人のままです。

何が喜ばれて、何が大切なのか、嬉しく感じた事は他人にも

して行こう! こんな当たり前の事を、当たり前に行って

それを『良い事をしたね。偉いね~!』と褒めてあげる。

褒められるから嬉しくなり、喜びとなり、またしてあげたくなる。

この幸せの循環は、時代は変われど何一つ変わっていません。

勘違い

こんな事をしたら嫌がれるのでは?

押し売りににはならないだろうか?

私だけ考えがおかしいかな?

など、よくよく考えて見ると、考え過ぎだったな。

と言うのはよくある事。

そんな勘違いを経験して行きながらも、何かできることは

無いだろうか? と自分らしさが止まらない。

小さな親切が誰でも何も気兼ねなくできて、親切を受けた人

や、見た方が、『中々出来ないことを良くできたね。偉いね~』

と優しく声を掛けてあげて、さりげないご褒美が頂けると

良いのでは? と思います。

モノやおカネではない、何かのチケット。

次回は幸せのチケット です

こころも満ぷく食堂の入り口に掲げてある

たべにきてくれてありがとう!のプラカード

これは私達の大事な気持ちを伝える看板です

たべにきてくれて にはとても勇気が必要です

足を一歩踏み出さなければいけないのです

その一歩を踏み込んでくれてありがとう!

私達は、皆さんの得意な事を一生懸命に探して

声に出して褒めて行きたいと思います

褒められて、自身の存在が認められて

頼りにされて嬉しくなる

だから笑顔でキラキラに輝ける日が来ます

こころも満ぷくにね!

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