65歳で高校入学・62歳で大学入学

類は友を呼ぶ

先日、営業マンからの相談があり、「お客様のお宅でサッシの調子が悪く見て欲しい」

との事。営業に繋がるのであれば 喜んで! と訪問した。

サクッとサッシの建付けを直し、お客様が本当は違う相談をしたがっている。事に気づきました。

椅子に座らせて頂き、じっくり話をお聞きし簡単な図面を描き説明をして、ここがポイントです。

とお話させていただくと、『なるほど』と大きくうなずいておられた。

お客様は87歳だという。見た目は70前後。パソコンがテーブルに置かれお使いなのであろう。

お客様から、『実は父が私が14歳の時に亡くなり、高校にも行けず母と二人で田畑を耕し

二人の弟たちを高校までだし、30過ぎてから会社勤めをして高校進学を目指していました

気が付けば、定年の60、嘱託の2年含め62歳になっていました。それからも病院の用務員

をしながら上田高校の夜学を目指すも定時まで勤めると遅れてしまう。

結果、保育園の支援員になりようやく高校受験が出来ました。65歳でした。

昔に比べ、夜学で学ぶ生徒さんの状況は変わっていましたが、貴重な4年間でした。

夜学では作文大会があって私は、行きたくても行けなかった思い、社会人での経験、同じ学び舎

で頑張る友。そこで感じた事を『私が学ぶ理由』と題にして書きました。

それが市の代表となり、県でも選抜され東京での全国大会まで出場できました。

これが上田夜学での思い出です。』

と、昨日のことを話すかのように言葉を噛みしめながらお話になりました。

皆が行くから仕方なく行く学校と、行きたくて行きたくてようやく行くことが出来ました。

全く違う高校生活になったでしょうね。願いを叶える事に年齢は関係ないと思いました。

62歳で大学に入られた先輩

こちらは女性のお客様で62歳で大学に入られた。というお話です。

『雨樋から水が漏れる』 とのご相談でお伺いしました。 屋根に昇りサクッと4か所の

樋の詰まりを除去し、お客様に説明をしたところ『お茶でもどうぞ!』と

花豆の煮豆と、リンゴを煮詰めたスイーツを頂きました。

手作りスイーツの話や、私の話をしていると・・。

『私、近所の方にはこんな話をする人もいないので話したことが無いのだけど

子供の頃、母が病弱で今でいうヤングケアラーでした。

小さな妹もいたので学校には行けず、普通に学校に行けている友達が羨ましかったの。

結婚してからも勉強したくて勉強したくて、教師だったご主人様のご理解もあり

軽井沢の保養所で働きながら資金をためて、ご主人の定年を機に大学を受験した。

とても楽しかったわ! 若い皆さんにまぜて頂いて色んなお話をして

こんな幸せな場所があったのか! 夢のような時間だったわ!

そして心理カウンセラーの資格を取って、中学・高校のカウンセラーの仕事を

させて頂いたの。 みんなの協力があってね。

お二人の大先輩から貴重なお話を聞かせて頂きました。

不思議ですよね。同じ方とお仕事をさせて頂いても、こんな素敵なお話を聞ける人と

そこに辿り着けない人。

私はおしゃべりも好きだけど、特にこの大先輩方のような貴重な経験談を聞くのが

大好き。

災害ボランティアに行ったとき、自分が変わり者だということは判っていたけど

もっと変わっていて、もっと破天荒で、もっと行動力があって、

目に見える豊かさなんて何も魅力を感じていなくて、心の豊かさ(余裕)こそが

生きている! と感じている人が大勢いた。 圧巻だった。 その時に似ている。

ココにいたんだ!

私がボランティアに行ってようやく、逢いたくて逢いたくてしょうがなかった

人達に出逢えた。(同じ匂いがする人)

ここに来れば逢えるんだ! それもたくさんいる!

話が通じる。分かるわかると会話ができる。もっと聞きたい!と感じる。

いくらお金をはたいても聞けない話が、ここに来れで聞ける、聞いてくれる。すごい!

私がボランティアセンターで感じたあの思いが、お二人の先輩も同じ気持ちに

なられたのかもしれない。

類は友を呼ぶ。 前向きで諦めない人々。

困っている人の力にななりたい人はここにいる。

次回は夫のトリセツ・妻のトリセツです

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