らしさ

真夏日が続いた信州にもようやく気持ちの良い秋風が吹き寄せる本来の

季節がやってきました。

近くの道の駅には『地元の松茸』が並びだし、稲刈りに家族総出で手伝い

をして田んぼの畔に座りお弁当を広げる様子が見受けられます。

田んぼで食べるお弁当! 美味しいんだよね。別に漬物と梅干だけの

弁当であっても『おいしい!』と叫んでいた子供の頃を思い出します。

秋らしい写真をいくつか。 お彼岸に嫁さんが作ったおはぎ

『父ちゃん! 昼ご飯なににする?』と聞かれ、お彼岸だからおはぎ?

と逆に尋ねると、じゃ~そうしよう! とチャチャっと三色おはぎが

食卓に並びました。 すごいスピード感です。

少し前から煮詰めていた『栗の渋皮煮』と頂いた巨砲。正に秋満載!

これから冬に向かって皮下脂肪を蓄えないとね!

連休中の仕事が空いた日。嫁さんと奥蓼科に出かけました。

目的地は御射鹿池。

この御射鹿池は原田マハさんの『生きるぼくら』の小説に中でよく

出てきます。 三男ハチャメチャくんにこの本を薦めて、通称『米の本』。

今年の夏にハチャメチャくんカップルが『米の本の御射鹿池に行ってくる!』

帰ってきてからもテンション高めのお二人さん。すごく良かったらしい・・

本の表紙になっている東山魁夷画伯が描いた「緑響く」のモチーフとなった場所

静かで本当に白馬が現れそうな幻想的な場所でした。

小説『生きるぼくら』では主人公人生くんのお祖母ちゃんが事あるごとに

この場所に立ち、ざわつく心を落ち着かせたり自分を確かめる場所。

さすがに歩いて行けそうな場所では無かったが、もののけ姫に出てくる

”しし神さまのお池” に似ているな。 と感じました。

光の加減で湖面が何色にも変わり、風が無ければ周りの樹木が湖面に映り込み

ます。 とてもきれいで今にもしし神様が現れそうな。謎めいた場所。

人生くんのお祖母ちゃんが何度もたちとまる場所。 分かる気がする・・。

自分が自分らしく生きて行くには様々な波が立ちます。その波であったり波紋は

本人が生きていればこそ現れるもので、始めは小さな輪がどんどん広がり自然に

消えていきます。 

そして水はどんな器にも形を変える事が出来ます。自分がどんなに尖がって

いてもどんなに小さくても大きくても形をかえて馴染んでくれます。

時には鏡となって迷っている自分を映し出してくれます。

父親や母親の顔に似た自分がそこにいます。

ある意味、湖の水は両親のような存在なのかもしれない。

水の様に、両親の様に全て包み込んで許してくれる。そんな場所。

毎年東御市の知人のところへ行き、親戚や家族にぶどうを送っています。

今年も巨砲とシャインマスカットを半々に入れて送って頂く事にしました。

帰りには買ったよりも多いくらいのお土産をたくさんいただいて・・。

80歳過ぎの仲良しご夫婦。 常に前向きで、常に進化、挑戦を忘れない

私の師匠のような大先輩です。

一週間ほどが過ぎ、その師匠さんから電話があり『輪島に送れないらしい!』

との事。 予想はついていたのですが、今回の豪雨被害の為流通がストップ

しているらしい。

師匠にも迷惑が掛かるのでぶどうを引き取りに行ってきました。

その足で上田に住む長男幸村くんの所によってお裾分け。

シャインマスカットなら貰って嫌な人はいないでしょう?

棚からぼたもち。幸村くんご夫妻はラッキーでしたね。

輪島の様子を能登に住む甥っ子がLINEで地方ニュースを添付してくれました。

そこには私の実家がある町と母方の実家がある町が孤立集落となっていて

自衛隊の皆さんがヘリで救出したり支援物資を届けている。そんな映像でした。

実家のある町に稲刈りの手伝いに来たお孫さんが雨がすごいので帰ろうとしたら

あちこちで地滑りが発生して車もヒトも通れない。

SNSを駆使して下界の皆さんに消防や警察に連絡して! と映像を流すと

次の日にはヘリコプターが迎えに来てくれた。 というもの。

そのお孫さんのご自宅は私の実家から200mほど下った場所。

8か月前に私が実家に行く際、あちこちで地滑りで道路が流されていた所と

ほぼ同じ場所が映っていました。 『あそこがダメなら・・』

復旧までにはとことん時間がかかりそうです。

避難所からようやく仮設住宅に入る事が出来て。そこへ豪雨被害。

買い揃えた仮設住宅への布団や家電がまたダメになってゴミに出されています。

どんな思いで作業されているのでしょう。

ぜいたくは言わない。普通の暮らしをさせて下さい!

そんな風に聞こえてきます。 自助で出来る事を通り越しています。

能登に住む皆様が能登の人らしく優しく思いやりのある普通の暮らしが

一日でも早く訪れる事を切に願います。

次回は 価値です

楽しそうにスライムを手作りしている四男かいちゃんです。

洗たくのりにほう砂をまぜて、絵の具をほんの少し

くちゃくちゃ!と混ぜると。 あーら不思議スライムの出来上がり!

かいちゃんが我が家では最後だったけど何回作ったのかな?

遊んで遊んで最後の方になると汚れて茶色になって

捨てられたスライムがそういえばあったっけ

何でも体験できて楽しかったね

小さな町ならではの良い所です。

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