さだまさしさんの案山子
案山子と言えば私が真っ先に思い出すのがさだまさしさんの案山子。
元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか
寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る
この歌を聴く度に田舎の亡くなった兄の事を思い出します。
次男の私は好き勝手に生きて、長男の兄は全てを背負って実家の跡を継いで
くれました。
父を看取り母を看取った後、54歳の若さで倒れ還らぬ人となりました。
早すぎますね。
私が二十歳の頃、その兄から相談を受けました。
『おやじが最近弱くなって田んぼを手伝ってくれ!という日数が年を追う事に
増えてきた。 俺は今付き合っている彼女と結婚するつもりで、その場合は
実家には戻らない。 それでもいいかな?』
そう問いかけられ、『仕方ないよね兄貴の人生だから。 犠牲にする必要は
無いと思う。 だけど正月とか盆に俺はどこに帰ればいいんだろう・・・。』
と応えたところ、『そうだよな。 還る場所って必要だよな・・』
と二人で涙したことがありました。
その一年後。 兄はそれまで付き合っていた彼女さんと別れ実家に入り
ました。
兄の名前は重夫(しげお)さん。 正に重い責任を負った男の人でした。
そんな兄から案山子の歌詞にあるようにいつも私の事を心配してくれて
『手紙が無理なら電話でもいい 金頼む!の一言でいい
お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聴かせてやってくれ。』
と言われている気がしてならないのです。
兄の分まで幸せに、そして人生を楽しんで行きたいと思います。
私にとっての案山子
表紙にも使った田んぼにひっそり立つ一基の案山子。
須永博士さんの色紙ですね。『父ありて・・母ありて・・』のくだりの詩です

先程のさだまさしさんの歌詞もさることながら、須永さんのこの詩も
泣けちゃいますね。 田舎を出て一人見ず知らずの町に暮らす一本の案山子
兄弟も親戚もいない町で自分の力でたくさんの人と出逢いと別れを繰り返し
自分を磨き、少しづつ大人になって行く。
そして最も大切な女性と出逢い結婚をし、人に感謝される喜びを見つける
子供が産まれ父となり、須永さんの色紙に出逢い一目ぼれ。
いつまで経っても乗り越える事が出来ない父と母。 心の支えですね。
自分が親の様に出来ているか? 自分の親ならばどうしてる?
子供には何を伝える? 親って何だろう?・・・
こんな悩みをこの色紙は全部教えてくれるんです。
そうだよね。父から強さを、母からは優しさを知らず知らずに教えて
もらっていたのですね。 言葉ではなく生き様を見させて頂きながら。
もう一つの案山子
脇役であまり目立たない存在ですが、もう一つ好きな案山子が
います。
それは『ハウルの動く城』に出てくる案山子です。

主人公のソフィーが魔法をかけられお婆ちゃんになってしまい
杖が欲しくてガレキから見つけた一本の木を引っ張り出したら
それが案山子で、その後ず~と一本足で追いかけていきます。
大好きな女性にキスをしてもらうと呪いが解ける魔法がかけられ
ソフィーにキスされた瞬間イケメン王子様に戻れたあの案山子です。
自分がきっかけで戦争が起こり、何が何でも戦争を止めなければ!
勇敢な案山子でした。
自分の過ちを認めて、その責任を果たす事
大人に求められる事です。
ジブリの中の登場人物。面白いキャラクタばかり!
この写真のワン子『ヒン!』も大好きです。
ソフィーの優しさに皆が惹かれて身をていして守ろうとする姿が
またいいです。
見た目がパッとしない案山子に魔法をかけられたイケメン王子様
そこでやっと自分だけでは何もできない事。他人の支え無しでは
生きて行けない事。 案山子にも優しく手を差し出してくれる人が
いる事。
色んな意味で、私は案山子のような生き方が目標です。目指します!
次回は長崎 です
当初、3日位から長崎に向かおうと計画していましたが
なぜかあちこちからお仕事の依頼。
ありがたい事なので出発を遅らせました
職人様が6日を希望されたので、職人様優先です。
そんなこんなで出発は8日の朝からですね。
当初は大阪から淡路島・四国に渡って佐多岬から
フェリーに乗って九州大分へ。
別府温泉地獄めぐりをしながら長崎の次男そらまめくん家へ
行く予定でした。
さて日程が詰まってしまいました。どんな行程で長崎まで
旅しましょうか?
新たな出逢いに心ワクワク!
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